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ソフトトライアル(2000/1-2000/5)

 

ソフトトライアル(2000/5/19)

--VisualAge for Java 3.0でServletを作成する--

参考資料の第7章の冒頭を参考にしてVAJでServletを作成しました。
サーブレットビルダーと呼ばれるツールを使って作成します。サーブレットビルダーはVisualAge for Java Enterprise Editionの機能のためフリーの入手が困難です。
例題はブラウザで入力したデータの演算結果をブラウザで表示するものです。簡単にサーブレットができました。
サーブレットの作成手段として利用できるかもしれません。

ソフトトライアル(2000/4/28)

DominoデータベースをWAS(WebSphere Application Server)3.02で使う

--残念ながら失敗(^^!)--

1.WAS(WebSphere Application Server)3.02とdomino R5を接続
ソフトトライアル(2000/3/22)に従って接続します。

2.アプリケーションは参考資料を使います。
ブラウザからノーツDB名、ビュー名、社員番号を指定して、社員情報を検索するアプリです。
このアプリはpackageになっているためclassファイルはディレクトリ付きで作成します。
ノーツDBの例題のEMP.NSFはNotes magazine 1998 Octの付録cd-romに有ります。

3.WASの設定
1)Webパスはd:/Lotus/Domino/Data/domino/html
  ここにhtml,jspファイルを置きます。
2)servletはd:/WebSphere/AppServer/servlets
  ここにclass,servletファイルを置きます。
  JSP0.91の場合はここに置かないとclassファイルが認識されませんが、JSP1.0の場合はd:/WebSphere/AppServer/hosts/default_host/の下に置いても認識されます。

4.domino R5の設定
管理クライアントから次のように設定します。
1)domino Webサーバのサーブレットエンジン設定で、サードパーティのサーブレットサポートを選択
2)ノーツJavaエージェントの設定
・制限付きロータススクリプト/Javaエージェントの実行
・制限なしロータススクリプト/Javaエージェントの実行
に「*」を入力

5.結果
クライアントからhtmlを呼び出して、必要な情報を入力して「検索」ボタンを押すと
SearchNsfBean.executeでno nlsxbe in shared library pathエラーになりました。JSP1.0,JSP0.91とも同じエラーでした。
今回は残念ながら失敗でした(^^!)

参考資料:Notes/Domino magazine 2000 May No.43 p98樋口研究室

ソフトトライアル(2000/4/11)

WebSphere Application Server、Studio3.02でWebとDB2を接続

--アプリケーションをWASに登録する際のパス設定に手間取りました--

ソフトトライアル(2000/3/1)ソフトトライアル(2000/3/15)で設定したシステムを使いました。アプリケーションは参考資料を使いました。

1.サンプルDBの作成

参考資料に添付されているCD-ROMの\Sample\DBSetupにあるファイルを適当なディレクトリにコピーし、コマンドプロンプトで次のコマンドを動かします。

> db2cmd
> vabookdb

2.StudioによるWeb Applicationの作成

1)参考資料の「WebSphere Studioによる開発」(p292)に従ってアプリケーションを作成します。ブラウザからの入力に従ってDB2のデータを表示するアプリケーションです。

html,jsp,sqlファイルとclassファイルがd:\WebSphere\Studio\projectに出来上がります。このアプリはpackageになっているためclassファイルはディレクトリ付きで作成されます。

2)作成されたアプリケーションを「発行」すると、
・classファイルがd:\Websphere\AppServer\servletsに、
・html,jspファイルがd:\Program Files\IBM HTTP Server\htdocsに、
自動的にコピーされます。
(注)「発行オプション」->「拡張」->「デフォルト発行ターゲット」でパスを指定しても効かないようです。
・sqlファイルはhtmlと同じディレクトリに手動でコピーします。

3.WebSphere Application Serverにアプリケーションを登録
1)ドキュメント

d:\WebSphere\AppServer\webをクライアントにコピーしてドキュメントを表示させました。クライアントはjdk1.1.8を使っています。サーバはWebSphere Application Serverを動かすためにjdk1.1.7(IBMバージョン)を使っているのでドキュメントを表示することができません。

2)設定はクライアントの\web\help\hindex.htmの「操作方法」->「アプリケーションの構成」に従います。尚、このアプリでは「サーブレットの構成」は不要です。
パスを次のように設定します。
文書ルートはd:\Program Files\IBM HTTP Server\htdocs
クラスパスはd:\Websphere\AppServer\servlets

ただし、仮想ホストとWebアプリケーション・パスはデフォルトのままにしておきます。

4.表示
http://my.server.name/xxxx.html
で問合わせ画面が表示され、コードを入力するとデータが表示されます。

参考資料:Javaによる分散アプリケーション開発
       国際大学R&Dセンター著 (株)トッパン ISBN 4-8101-9016-1

 

ソフトトライアル(2000/3/22)

WebSphere Application ServerとLotus domino R5をWindowsNTで接続

1.WebSphere Application Serverのインストール
ソフトトライアル(2000/3/1)を参照。
ただし、db2との接続のためにWASのDefault Server->Default Containerに作成した、increment,hello,transfer等々を削除してからDefault Serverを開始します。
Webサーバの指定でLotus Domino V5.0 or higherを選択します。

2.dominoサーバのインストール
ファイルCG6FEJA.exeは、
http://www.lotus.com/home.nsf/welcome/dominoenterpriseserver
から入手。

3.WASの設定
d:\WebSphere\Appserver\binにあるAdmin.configを修正します。
1)com.ibm.ejs.sm.adminserver.classpath=......;d:\Lotus\Domino\Notes.jar
2)com.ibm.ejs.sm.util.process.Nanny.path=......;d:\\Lotus\\Domino

4.dominoサーバを起動して
http://my.server.name/servlet/snoop
でsnoopサーブレットが表示されます。

参考資料:Notes/Domino Magazine 2000 APR. No.42 p50 樋口研究室

ソフトトライアル(2000/3/15)

WebSphere Studio(Applet Designerを含む)をWindowsNT Serverでテスト
--Applet Designerの完成度は高いとはいえない--

1.ファイルの入手
1)WebSphere Studio Entry Version
http://www-4.ibm.com/software/webservers/studio/download.html
エントリ版は製品版からデバッガー、ScriptBuilder,VisualAge for Javaを除いたものの様です。

2)VisualAge for Java, Entry Edition, Version 3.0 
http://www3.software.ibm.com/download/

2.テスト
1)WebSphere Studio
@Studioの\doc以下のディレクトリをクライアントにコピーしてドキュメントを表示させました。クライアントはjdk1.1.8を使っています。サーバはWebSphere Application Serverを動かすためにjdk1.1.7(IBMバージョン)を使っているのでドキュメントを表示することができません。
Aテストはクライアントの
d:\WebSphere\Studio\doc\StudioBooks\ja\html\2tabcontents.html
の「方法」->「サンプルの操作」に従ってテストします。

・「新規プロジェクトを作成する」を選択し、SampleProjectを作成します。
・「ファイル」->「アーカイブのオープン」で「現在のプロジェクトを選択フォルダーとおきかえる」を選択して開始します。

注)クイックツアー ->4.JARウイザード->ステップ 8 : jar ファイル発行の準備のFireworksEvent等の追加ではclasspathが通っていないというエラーが表示されるのでどこかclasspathの通っているディレクトリにこれらのclassファイルをコピーしてやると先に進みます。 

http://my.server.name/WebSphereSamples/index.html
http://my.server.name/WebSphereSamples/YourCo/search/frameset.html
ともに正常に表示されました。

2)AppletDesigner
クライアントのd:\WebSphere\Studio\doc\AppletDesignerGuide\ja\index.htmlにしたがってテストします。
任意のStudioプロジェクトから「挿入」 ->「ファイル」でサーバのd:\WebSphere\Studio\Samples\GettingStarted.appを選択してから、作業を開始します。

注)始めに->終了タッチを追加する->URLリンクを追加するの12.項でフリーズしました。
また、1)項のStudioのクイック・ツアーで作成したFireworks.jarをApplet Designerのパレットに追加することはできませんでした。

3)VisualAge for Java
StudioとVAJの間を結ぶために、VAJのインストール後、「ウインドウ」-> 「オプション」で「ツールAPIへのリモート・アクセス」を設定しておきます。

 

ソフトトライアル(2000/3/1)

---WebSphereとDB2でWeb ApplicationをWindowsNTでテスト---
  用心深く設定するとサンプルがきれいに動きます。

1.ファイルの入手
1)IBM JDK n1.1.7p
http://www6.software.ibm.com/dl/websphere9/priv/apsrv302-h?S_PKG=dladvaixntww
ibm-jdk-n117p-win32-x86.exe

2)IBM HTTP Server
http://www-4.ibm.com/software/webservers/httpservers/download.html
HTTPServer_ex.exe

3)DB2 Universal Database 6.1 with fixpack 2
@DB2 Personal Developer's Edition
http://www6.software.ibm.com/dl/db2pde/db2pde-p
UDBPEDBCScmn.zip,UDBPEDBCSjp.zip
Afixpack 2
http://www-4.ibm.com/software/data/db2/db2tech/version61.html
wr21175.zip

4)WebSphere Application Server, Advanced Editions,V3.02
http://www-4.ibm.com/software/webservers/appserv/download.html
ibmwebasv3_int_adv.exe

2.インストール
1)WindowsNT 4.0 Service Pack 4
WindowsNT 4.0を新規インストールします。WindowsNTがインストール済みの場合は、WindowsNT用のパーティションを削除して新規インストールします。古いレジストリを消すためです。また、JDK,HTTP Server,DB2,WebSphereがインストールされている場合はすべて削除します。

http://www-4.ibm.com/software/webservers/appserv/doc/v302/install/nt_adv_db2.html
に従って以下のインストールを行います。

2)IBM JDK n1.1.7p
d:\jdk117にインストールしました。
Pathにd:\jdk117\binを追加します。

3)WindowsNTのドメイン・ユーザ・マネージャでdb2adminをAdministratorsグループとして登録します。IBM HTTP Server,DB2,WebSphereの管理者ユーザとしてdb2adminを使うためです。

4)IBM HTTP Server

5)DB2 Universal Database 6.1 with fixpack 2
DB2 Personal Developer's Editionをインストールした後、fixpack 2をインストールします。

6)WebSphere Application Server, Advanced Editions,V3.02
http://www-4.ibm.com/software/webservers/appserv/doc/v302/install/nt_adv_db2.html#inst
に従ってインストールし、特に次の点に注意します。
@IBM HTTP ServerやIISを停止する。
AインストールオプションではCustom Installation を選択し、Application Server Componentsはすべてチェックし特にConfigure administrative domain with default.... のチェックを忘れないこと。画面右側のIBM HTTP Server V1.3.6を選びます。

3.WebSphere Application Serverの設定
1)IBM WS AdminServerの起動
コントロールパネル→サービスでIBM WS AdminServerを起動。

2)WebSphere Admin Consoleの起動
スタート→プログラム->IBM WebSphere-> Application Server 3.0 -> Administrator's Console

@Default Serverの開始
Aサンプルサーブレットの表示
http://localhost/servlet/snoop
で表示されます。
BEnterprise Beanのテスト
http://www-4.ibm.com/software/webservers/appserv/doc/v30/ae/as3admsb.html#Header_117
に従ってテストします。

CIncrementのテスト
スタート->プログラム->IBM WebSphere-> Application Server 3.0 -> Samples
とすると、Increment a Conter画面が表示されました。


4.WebSphereのサンプルのテスト
http://localhost/WebSphereSamples/index.html
に従ってテストします。

1)wsdemoユーザの登録
・WindowsNTのドメイン ユーザ マネージャで登録します。
・Create a DB2 user named wsdemo for the SAMPLEデータベースにwsdemoユーザを作成
->DB2コントロールセンタ→SAMPLEのDBユーザにカーソルを当てて、右クリック->追加とします。

2)テスト
サンプルは"Site Outliner"以外はすべて動きました。


ソフトトライアル(2000/2/29)

---サーバのメモリを増設---

メモリを256MBに増設しました。PCの仕様はこうなりました。


ソフトトライアル(2000/2/17)

---WebSphereとDB2でWeb ApplicationをRedhat6.0でテスト---
  DB2連携のサンプルは難航しました。

1.ファイルの入手
1)IBM HTTP Server 1.3.6
http://www-4.ibm.com/software/webservers/httpservers/index.html

2)Apache 1.3.6 RedHat6.0に標準設定

3)Blackdown JDK 1.1.7v3 (green threads only)
http://www.blackdown.org

4)IBM WebSphere Application Server for Linux
http://www6.software.ibm.com/dl/websphere/aslb-p

2.WebSphere Application Server for Linuxのインストール
1)IBMWAS203.tarが以下の3ファイルに展開されます。
IBMWebAS-apache-2.03-1.i386.rpm
IBMWebAS-core-2.03-1.i386.rpm
IBMWebAS-ibm-http-2.03-1.i386.rpm

2)JDK 1.1.7v3を/var/localに展開します。
.bash_profileに次の行を追加します。
export JAVA_HOME=/var/local/jdk117_v3
export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH

3)WebSphere Application Serverのインストール
# rpm -i IBMWebAS-core-2.03-1.i386.rpm?
とすると、/opt/IBMWebASに展開されてインストールされます。
.bash_profileはこうしました。
JDK 1.1.7v3、WebSphere Application Serverで使うclasspathを.bash_profileに記述します。

4)apcaheはRedHat6.0に標準設定されているためそのままにします。

5)apacheの停止と起動
# /etc/rc.d/init.d/httpd stop
# /etc/rc.d/init.d/httpd start

3.DB2のインストール
1)CDROM(db2 V6.1 for Linux)を使ってインストール。CDROMが無ければIBM USからダウンロードすることもできます。
User Name db2inst1
User ID UID
Group Name db2iadm1
Group ID GID
Home Directory /home/db2inst1
としてインストールしました。

DB2で使うclasspathとLD_LIBRARY_PATHは/home/db2inst1/sqllib/db2profileに作られます。/home/db2inst1/.bash_profileは2.3)と同じものを使いました。

2)DB2 JDBC driverをApplication ServerのJava classpathに追加します。 
http://my_server_host:9527
を開いて、user nameはadmin、 passwordもadminを入力します。
Setup→Java Engineを選択し、使っているclasspathをすべて入力してSAVEします。

4.DB2を使わないsample servletをテストします。
1)まずweb serverに接続して資料を見ます。
http://my_server_host/IBMWebAS/doc/index.html

2)http://my_server_host/IBMWebAS/doc/howto/itrunsamp.htmlに従ってテストします。

3)sampleのテスト
テストが成功したら○、失敗したら×で表示します。

http://my_server_host/servlet/snoop
は○
サーブレット画面が表示されます。

http://my_server_host/servlet/ReqInfoServlet
は○
/opt/IBMWebAS/samples/FormProcessing/Servlet/seminar.txtを/home/httpd/htmlにコピーして動かします。

http://my_server_host/IBMWebAS/samples/FormDisplayServlet/FormDisplayServletForm.html
は○

http://my_server_host/IBMWebAS/samples/FormProcessingServlet/FormProcessingServletForm.html
は○

http://my_server_host/IBMWebAS/samples/SiteOutliner/SiteOutliner.html
は×
cdfファイルはできませんでした。

5.DB2を使うservletのテストは難航しました。
http://my_server_host/IBMWebAS/doc/howto/itrunsamp.html#HDRRUNDBSの説明にしたがってテストします。

1)IBMWebASのsamplesディレクトリ中のすべてのjavaソースをrootユーザでコンパイルします。rootの.bash_profileはdb2inst1と同じものに設定します。

XtremeXMLディレクトリにある一部のjavaソースの修正が必要です。class ConInfoをpublic classに組み込みました。

2)Linuxでdb2inst1でログインして、dbに接続します。
> db2 connect to wbsphere 
> db2 connect to webbank 
> db2 connect to sample

3)samplesのテスト
http://my_server_host/servlet/IBMConnMgrTest
は×

http://my_server_host/IBMWebAS/samples/XtremeTravel/index.html
は○

http://my_server_host/IBMWebAS/samples/XtremeXML/loginForXML.html
は×
submitボタンを押すと空白ページが表示されます。

http://my_server_host/IBMWebAS/samples/WebBank/index.html
は×
submitボタンを押してもRegistration failedとなり残念ながら失敗でした。

ソフトトライアル(2000/1/31)

---XML for Java Parser(IBM)
  Java Project X XML Parser(SUN)をRedHat6.0でテスト---

Linuxでも結構動いています。参考資料にしたがってテストしました。

1.ソフトを以下のサイトから入手します。
1)XML for Java Parser (IBM)
http://www.alphaworks.ibm.com/tech/xml4j
xml4j_2_0_15.tar.gz
2)Java Project X XML Parser(SUN)
http://developer.java.sun.com/developer/products/xml/
xml-tr2.zip
3)JDK1.2.2 for Linux
http://developer.java.sun.com/developer/earlyAccess/j2sdk122/index.html
jdk1_2_2rc2-linux-i386.tar.gz
4)jswdk1.0.1
http://java.sun.com/products/servlets
jswdk1.0.1.zip
5)LotusXSL
http://www.alphaworks.ibm.com/tech/LotusXSL
lotusxsl_0_19_2.zip

2.インストール
1)xml4j_2_0_15.tar.gzを/varに置いて、/var/xml4j_2_0_15に展開します。
2)jdk1_2_2rc2-linux-i386.tar.gzを/var/localに置いて、/var/local/jdk1.2.2に展開し、PATHとCLASSPATHをセットしてJDK1.2.2を動かします。
3)xml-tr2.zipを/varに置いて、
>jar xvf xml-tr2.zipとして展開します。jswdk1.0.1.zip、lotusxsl_0_19_2.zipも同様。
4).bash_profileに次のexport文を追加します。また、古いバージョンのjdkのexport文をコメントアウトします。
# export PATH=/usr/local/jdk117_v1a/bin:$PATH
# export THREADS_FLAG=native
export PATH=/var/local/jdk1.2.2/bin:$PATH
export CLASSPATH=/var/local/jdk1.2.2/lib/tools.jar:/var/xml-tr2/xml.jar:/var/xml4j_2_0_15/xml4j.jar:/var/xml4j_2_0_15/src:/var/xml4j_2_0_15/xml4jSamples.jar:/var/jswdk-1.0.1/lib/servlet.jar:/var/lotusxsl_0_19_2/lotusxsl.jar:.

5)ツールのコンパイル
/var/xml4j_2_0_15/src等でツールに付属しているjavaソースを./makeit.kshでコンパイルします。

3.サンプルプログラムの実行
参考資料のサンプルプログラムをインプットして実行します。
DOMEcho1等、SAXEcho1等は正常に動作しました。XMLGeneratorはcsvファイルをXMLに変換してくれます。
尚、参考資料p86のSAXWriter.javaの次の2行はprivateをprotectedに修正すると動きます。
private PrintWriter printWriter;
private SAXHelper helper;

4.サーバサイドXML文書処理
1)Servletによるデータ抽出は正常動作しました。
2)ServletによるXSLプロセッサはLotusXSLのバージョンの違いのためかコンパイルエラーで残念ながら動作しませんでした。

参考資料: OpenDesign 2000.2(CQ出版社) DOMとSAXを利用したXML文書処理、サーバサイドXML文書処理

 

ソフトトライアル(2000/1/17)

---ApacheSSLをRedHat6.0でテスト---

ApacheSSLをRedhat6.0英語版にインストールし、SSLのテストをして見ました。参考資料の手順に従って次の通りテストします。

1.ファイルの入手
apache_1.3.9.tar.gz
apache_1.3.9+ssl_1.37.tar.gz
openssl-0.9.4.tar.gz
をダウンロードします。

2.インストールと設定
1)/usr/local/apache/bin等にインストールされます。
2)SSL用設定ファイルは/usr/local/apache/conf/httpsd.confを作成します。httpsd.confはこうなりました。
3)通常www用の設定ファイルは/etc/httpd/conf/httpd.confが使われます。httpd.confはRedhat6.0で標準設定されますが、それにこのような行を追加します。
4)SSL用の文書を/usr/local/www/secure-htdocsに作成します。
5)通常www用の文書を/usr/local/www/htdocsに作成します。
6)SSLのerror_logは/usr/local/apache/logsに作られます。

3.Apacheサーバ用証明書の作成
/var/work/apache_1.3.9/srcで
> make certificate
とすると、サーバ証明書が/var/work/apache_1.3.9/SSLconf/confにhttpsd.pemに作成されます。同時にできるハッシュのシンボリック・リンクとhttpsd.pemを/usr/local/etc/apache/certsにコピーします。

4.httpsdの起動
/usr/local/apache/bin/httpsdctl start
で起動されます。
ブラウザでhttp://host.some_domain.co.jpとすれば通常のhtml文書が、
https://host.some_domain.co.jpとすればSSL用の文書が表示されます。

5.正式証明書の取得
1)ICAPのパイロット認証(http://www.icat.or.jp/pilot-ca/)からの証明書の取得は成功しませんでした。代わりにベリサイン社の14日間無料体験サービスで証明書を発行してもらいました。
http://www.verisign.co.jp/landing/go_vsi.htm
2)正式証明書の組み込み
取得した証明書を/usr/local/etc/apache/certs/httpsd.pemの該当文字列に貼り付けると組み込まれます。
3)ブラウザに「特別のテストCA ルート」を設定
14日間無料体験サービスではこの設定が必要になります。
http://www.verisign.com/server/trial/welcome/caroot.html
に従ってブラウザに設定します。

ここでhttpsdを起動してブラウザで通常文書とSSL用文書を見ることができました。

参考資料:UNIX MAGAZINE 2000.1月号(株式会社アスキー) ネットワーク管理(22)SSLを使ったサービス(山口 英氏著)

 

ソフトトライアル(2000/1/1)

---VisualAge for Java Linuxのテスト---
思ったより安定して動いていました。

1.RedHat6.0をインストール
X-windowの解像度を、16p(256色) 800×600に設定。VisualAge for java for Linuxは256色以上で動きます。

2.VisualAge for Java for Linuxのインストール
VisualAge for JavaプロフェッショナルV3.0の付録のCD-ROMを使いました。
tarコマンドで/var/vajavaに展開しました。

3.JDK 1.1.7
1)ファイルの入手
jdk_1.1.7-v1a-x86-glibc.tar.gz
jdk_1.1.7-v1a-x86-glibc-native.tar.gz
をhttp://www.blackdown.orgからダウンロードして、tarコマンドを使って/usr/localに展開しました。

2).bash_profileに次の2行を追加。
export PATH=/usr/local/jdk117_v1a/bin:$PATH
export THREADS_FLAG=native
jdkの実行ファイルのPATHを通すことと、Native Threadsを使うための設定です。

4.VisualAge for Java for Linuxの起動
/var/vajavaで
./vajide
で起動されます。

VisualAge for Java V3.0日本語版のマニュアルに従って「最初のアプレットの作成」をテストしましたが、思ったより安定して動いていました。


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